LEICA(ライカ)のフィルムカメラM3をお買取りさせて頂きました。ライカとはどんなメーカーなのか?についてご紹介!

カメラの高級ブランド「ライカ」とは?

今回は、高級カメラブランドのライカのフィルムカメラ、M3をお買取りさせて頂きました。カメラを知らなくてもライカは聞いたことがあるという方も多いかもしれません。改めて、ライカとはどんなブランドなのかについてご紹介いたします。

現在のカメラがあるのはライカのおかげ?

ライカが無ければ現在のカメラは生まれていなかった、というくらい、カメラの歴史に深くかかわりがあるブランドがライカです。デジタルカメラが登場する前、カメラは長らくフィルムカメラの時代でしたが、その主流は、35mmフィルムを使用したカメラです。

そして、その35mmフィルムカメラを最初に世に登場させたのが、ライカです。

ライカの歴史とは?

ライカの歴史について簡単にご紹介します。ライカは、1907年にドイツのヴェッツラーで、エルンスト・ライツ(Ernst Leitz)によって設立されました。もともとは主に顕微鏡を製造していました。

ライカは顕微鏡の製造で評判を得ていましたが、オスカー・バルナック(Oskar Barnack)という技術者が入社することで、カメラ技術の開発にも力を入れるようになります。カメラ好きだったバルナックは体が弱かったために当時の重いカメラ機材を運ぶことが困難で、より軽量なカメラを求めていました。

1913年、バルナックは「ウル・ライカ(Ur-Leica)」と呼ばれるプロトタイプを開発しました。これは、映画用の35mmフィルムを使用して、小型で携帯可能なカメラを製作するという革新的なアイデアでした。

第一次世界大戦の影響で開発が遅れましたが、1925年に最初の商業モデル「ライカ I」がライプツィヒ春季見本市で発表されました。このカメラは非常に好評を博し、35mmフィルムを使用するカメラの標準を確立しました。

その後は特にレンジファインダーカメラ(レンジファインダーカメラ・・・カメラに内蔵された光学視差式距離計でピントを合わせる方式のカメラ)の分野において多くの支持を得ました。

やがて、日本メーカーのニコンやキヤノンによる大衆向けの一眼レフカメラが流行した時代には少し遅れをとりましたが、現在の市場においても、M型ライカと呼ばれるレンジファインダーの高級モデルを中心に高い人気を誇るブランドとなっています。

現在のライカの中古フィルムカメラの価値は?

現在の中古市場でもライカのフィルムカメラは人気があります。例えば日本メーカーのレンジファインダーのフィルムカメラですと、数千円~数万円でのお買取りのものが比較的多いですが、ライカのM型などのレンジファインダーのカメラであれば、数十万以上の値が付くことは珍しくありません。

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