古酒
2024年12月29日 (2024年12月29日更新)

焼酎の人気銘柄の特徴とは？人気の焼酎の買取相場についてご紹介！

焼酎は、古くから日本で親しまれてきたお酒で、中にはプレミアム焼酎と呼ばれるような入手困難な焼酎も存在します。そんな人気の焼酎の銘柄の特徴や買取相場の傾向についてご紹介をさせて頂きます。

1. 焼酎とは？

そもそも焼酎とはどんなお酒でしょうか？お酒にあまり詳しくない方は、日本酒と何が違うのか疑問に思う方もいらっしゃるかも知れません。焼酎は、主に米、麦、芋などを原料にした蒸留酒です。その歴史は古く、江戸時代から庶民の間で広まりました。お米から作られる醸造酒である日本酒とは異なり、蒸留によって造られるためアルコール度数が高く、保存性に優れています。特に芋焼酎は香りと深みが特徴で、特に芋焼酎がお好きな方は多いかも知れません。

2. 焼酎が買取できる理由とは？

焼酎は先述の通り、蒸留酒という種類のお酒の為、比較的アルコール度数が高いお酒が多いことも特徴です。アルコール度数が高いお酒は、長期保管でも風味が変化しにくい特徴があるため、中古市場でも人気があります。また、人気の銘柄やプレミアム焼酎を中心に、コレクター需要や贈答用としての需要も比較的高い傾向にあるため、買取することが可能となります。特に希少なお酒であれば、購入額よりも高くなるといったような高価買取にも期待できます。

3. 買取で人気の焼酎の特徴と買取相場

特に人気の焼酎を中心にご紹介させていただきます。

1. 森伊蔵（もりいぞう）

森伊蔵酒造が造る芋焼酎で、「幻の焼酎」として知られています。生産量が少ないうえ、基本的には抽選販売のみの限定販売となっていますので、希少性も相まって、高価買取になりやすい焼酎です。

  • 特徴：森伊蔵は、鹿児島の良質なさつま芋「黄金千貫」と湧水を使い、伝統的なかめ仕込みで醸造されます。クセの少ないフルーティでまろやかな味わいが特徴で、焼酎初心者から上級者まで幅広く支持されています。
  • 人気の種類：
    1. 森伊蔵 720ml：通常のスタンダードなボトル。買取市場で最も取引が多いです。
    2. 森伊蔵 極上の一滴：プレミアムバージョンで、特に希少価値が高く、高額買取の対象になります。
    3. 森伊蔵 金ラベル：化粧箱やラベルデザインが特別仕様で、コレクターに人気。
  • 買取相場：通常の森伊蔵は5000円前後で買取されることが多いです。「極上の一滴」や「金ラベル」は状態が良ければ高価買取に期待できます。

2. 佐藤（さとう）

鹿児島県霧島市にある佐藤酒造が手掛ける芋焼酎で、「白麹」と「黒麹」という2つの仕込みがラインナップされています。それぞれの特性により異なる味わいを楽しめることも人気の理由のひとつです。

  • 特徴：
    • 白麹仕込み：爽やかで飲みやすく、初心者にも適した軽快な味わいが魅力。
    • 黒麹仕込み：濃厚でコク深い味わいで、食事と一緒に楽しむ焼酎としても人気です。
  • 人気の種類：
    1. 佐藤 黒：コクと深みが特徴で、高い需要があります。
    2. 佐藤 白：初心者向けとして人気があり、贈り物にも選ばれることが多いです。
    3. 佐藤 麦：麦焼酎のラインナップもあり、香ばしい香りとマイルドな味わいが魅力。
  • 買取相場：佐藤の白や黒は1本あたり1000円前後のお買取りが一般的です。佐藤の限定品は二度と入手が出来ないものもあり高価買取に期待できます。

3. 百年の孤独

宮崎県高鍋町の黒木本店が造る、長期熟成麦焼酎です。その洗練された味わいと高級感から、焼酎という枠を超えた「贈答品」としても重宝されています。

買取相場：
通常ボトルは2000円程度で取引されています。特に化粧箱の状態が良く、未開封で保存されている場合、高額査定が期待できます。百年の孤独にはバカラボトル仕様の限定品があり、こちらは状態が良ければかなりの高価買取が期待できます。

特徴：3年以上の長期熟成による深い味わいが特徴で、ウイスキーやブランデーに通じる琥珀色の液体が美しい焼酎です。香り高く、飲むたびに異なる表情を楽しめるとして人気があります。

人気の種類：

スタンダードボトル（720ml）：最も流通しているタイプ。贈答品としての需要が高い。

ヴィンテージ限定版：特別な年に発売される限定ボトルはコレクターズアイテムとして非常に高値で取引されます。

4. 魔王（まおう）

「天使を誘惑する酒」とも呼ばれる魔王は、鹿児島県の白玉醸造が造る芋焼酎です。フルーティな香りが特長で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。

5. 村尾（むらお）

「森伊蔵」「魔王」と並ぶ「3M」のひとつで、入手困難な銘柄です。手作業で丁寧に仕込まれるため、生産量が限られており、コレクターズアイテムとしても人気です。

6. 伊佐美（いさみ）

鹿児島県大口市の甲斐商店が造る芋焼酎で、濃厚な味わいが魅力です。プレミアム焼酎としての地位を確立しており、根強い人気があります。

4. 焼酎の買取で気をつけるべきポイントとは？

焼酎を売る際に注意すべきポイントは以下の通りです：

  1. 保存状態：直射日光を避け、適切な温度で保管すること。ラベルや箱の汚れが少ないほど評価が高くなります。
  2. 付属品の有無：化粧箱や付属のパンフレットが揃っていると買取額が上がる場合があります。ただし綺麗であることも重要です。
  3. 未開封であること：開封済みのボトルは基本的に買取不可となります。（バカラボトルなど、開封品でも買取できる場合もあります。）

まとめ

焼酎は、多くのコレクターや贈答用のお酒としても人気があります。また、比較的アルコール度数の高い蒸留酒であるため、風味が損なわれにくいという特徴から、買取や中古市場でも人気が出やすいお酒となっております。特に「3M」と呼ばれる人気銘柄や限定品の焼酎は高価買取にも期待が出来ます。

ただし、基本的には未開封品である点が重要です。また、状態が綺麗であることも高価買取の条件となりますので、買取をご検討の場合には保管状態などに注意しながら査定をしてみてはいかがでしょうか？

ALPSTOREでは、焼酎をはじめ様々なお酒のお買取りをさせて頂いております。査定は無料となっておりますので、気になった方はお気軽にご相談くださいませ。