淡水パールのネックレスをお買取りさせていただきました。淡水パールと他のパールとの違いとは?


淡水パールとは?

淡水パールは、湖や川などの淡水で育つ貝から採れるパールの一種です。主にイケチョウガイやヒレイケチョウガイなどの淡水貝が母貝となり、長い年月をかけて養殖されます。一般的な養殖期間は3〜7年で、この間に厚い真珠層が形成されるため、淡水パールは耐久性に優れており、汗や水にも比較的強いのが特徴です。

また、淡水パールはその多彩な色や形状でも知られています。自然な色味としては、ホワイト、オレンジ系、パープル系があり、これらが独特のグラデーションを持つこともあります。さらに、淡水パールは球形だけでなく、ドロップ型やバロック型といったさまざまな形状が楽しめる点でも魅力的です。

価格面でも魅力があり、淡水パールは海で採れるパールよりもリーズナブルで、ファッション性やデザインの幅が広いことから、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで使用されています。


淡水パールと他のパールの違いとは?

淡水パールは、他のパールと比べて形や色の多様性に優れている点が大きな特徴です。それに対して、アコヤ真珠や黒蝶真珠、白蝶真珠といった海水パールには、特有の魅力があります。それぞれのパールの特徴と、淡水パールとの違いを詳しく見ていきましょう。

  • アコヤ真珠
    アコヤ真珠は、海水パールの代表格であり、その美しい光沢(テリ)とほぼ真円に近い形が特徴です。アコヤ貝から1つの真珠しか採れないため、希少価値が高く、フォーマルなシーンで重宝されています。一般的に、海水パールはこのアコヤ真珠のように、ほぼ完全な丸型であることが多いのが特徴です。
  • 黒蝶真珠
    黒蝶真珠は、その深みのあるブラックやピーコックグリーンなど、海水で育つパールならではの色合いが特徴です。黒蝶真珠も丸型が主流ですが、大粒のものが多く、ボリューム感のあるジュエリーとして人気があります。形に関しては、アコヤ真珠同様、真円またはそれに近い形が一般的です。
  • 白蝶真珠
    白蝶真珠は、大きな白蝶貝から採れるため、非常に大粒でゴージャスな印象を与えます。基本的には丸型ややや楕円形の形が多く、フォーマルな場面やセレモニーシーンでよく使われます。

淡水パールとの違い

淡水パールと海水パールの最も顕著な違いは、その形状の多様性です。
海水パールは、ほとんどが真円かそれに近い丸型で、これは養殖方法や貝の特性によるものです。一方、淡水パールはさまざまな形状が楽しめるのが特徴です。丸型の淡水パールもありますが、淡水パールの形はもっと多彩で、バロックパールと呼ばれる不規則な形、ドロップ型、ライス型、ボタン型など、ユニークな形状が豊富です。

また、海水パールは1つの貝から1つの真珠しか採れないのに対して、淡水パールは1つの貝から複数の真珠を採ることができます。そのため、生産量が多く、価格もリーズナブルになりやすいという違いがあります。

色の面でも違いが見られます。海水パールはホワイトやピンクが主流で、真珠層による光沢が特徴的です。これに対して淡水パールは、オレンジ系、パープル系、ローズ系といった色のほか、グラデーションがかった独特のニュアンスカラーを持つものが多く、よりカジュアルなファッションにも合わせやすいという利点があります。

このように、海水パールが主にフォーマルで高価なジュエリーとして使用されるのに対し、淡水パールはさまざまなシーンで幅広く活用できるという違いがあります。


淡水パールと他のパールの違いとは? -まとめ-

淡水パールは、リーズナブルでありながら、耐久性が高く、形や色のバリエーションが豊富なパールです。海水パールとの大きな違いは、価格帯や養殖方法、そしてデザインの多様性にあります。アコヤ真珠や黒蝶真珠、白蝶真珠がフォーマルシーンでの使用に適している一方、淡水パールはカジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで楽しむことができる優れたジュエリーです。

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