昔の記念切手のシートをお買取りさせて頂きました。切手の買取の価値についてご紹介します!

昔の切手の価値はどのくらい?買取価格についてご紹介!

今回は、記念切手のシートを沢山お買取りさせて頂きました。切手と言えば、コレクションとしても人気の商材です。では、どのくらいの相場でお買取りになるのか気になる方も多いと思います。

切手は昭和30年~50年頃にブームがあり、そこから急激にコレクターが増えていきました。記念切手の発売日には郵便局に行列が出来るほどでした。ですので、昭和30年以降に発行された切手は、比較的流通量が多い為、それが現在の買取価格にも影響しています。

このブーム以降に発行された切手は、種類にもよりますが、おおよそ額面の5割~6.7割くらいの価値となるものがほとんどとなります。逆に昭和30年よりも前に発行された切手に関しては、額面よりも高値で取引されるものもあります。ここからは今でも価値がある切手について少しご紹介します。

高価買取が見込める切手とは?

代表的な切手についてご紹介します!

見返り美人

1948年発行の切手で、通常よりもサイズが大きい特殊切手です。絵柄が美しいという理由もあり、特に人気のある切手の為、1991年と1996年に再販もされました。額面はそれぞれ初版が5円、1991年版が62円、1996年版が80円という違いがあります。価値があるのは初版で、状態が良ければ1枚で5,000円程の価格がつくこともあります。

月に雁(かり)

1949年に切手趣味週間シリーズの第3弾として発行された切手です(見返り美人が第2弾)。状態がよければ1枚で7,000円程の価格がつくこともあります。日本だけではなく、海外人気も高い切手です。

竜文切手

日本で最初に発行された切手シリーズで、1871年から使用されました。中でも「竜500文切手」は希少で5万円以上の値がつくこともあります。手刷りの切手の為、個体ごとに違いがみられることがあり、その違いによっても価値が変わることがあります。

龍銭切手

竜文切手に続いて発売された切手です。すぐに桜切手が発行されたため、数が少ないとされています。特に1銭切手の初期のものは価値が高く、状態によっては数十万の値がつくこともあります。

桜切手

明治の初期に発行された桜切手は、コレクターの中でも特に人気があるとされている切手です。額面の種類も多く、手刷りの為に、1枚1枚微妙な違いがある為、価値は様々ですが、億を超える価値の切手もあるとされています。

ただし、古い年代の人気の切手については、偽物の流通もそれなりにあるため注意が必要です。

昭和30年以前の普通切手のシート

ブーム以前に発行された普通切手の50枚シートの状態の良いものも、額面以上で取引されることがあります。

今後の切手の価値は上がる?下がる?

では、今後の切手の価格の見通しはどうでしょうか?結論から話すと、価値が上がる可能性は、少ないという意見が多いです。ではなぜそのような結論となるのか?の理由についてお話致します。

理由①コレクターの減少と高齢化

切手が一番盛り上がっていた時期は、今から60年前~40年前ほどとなります。当時のコレクターの方が高齢化し、収集自体をやめてしまったり、市場に切手が流れることにより、相対的に価値が下がっています。また、現時点では若い方のコレクターが少ない為、切手の価値が上がる可能性は少ないです。

理由②郵便局での大口切手別納の廃止

2019年に一部の郵便料金の切手支払いが不可能になりました。それまでは、大量に郵便物を発送している企業が、安い切手を購入し、郵便料金に充てることで節約するという事が出来ましたが、2019年の変更によってこのような企業による切手の需要が無くなりました。

このようにマイナスが要素が多い切手の需要ですが、明るい材料もあります。

日本の切手の海外人気

月に雁をはじめ、絵柄が美しいとされる日本の切手は、海外でも人気があります。古い切手の状態の良いものは、価値が上がる可能性はあります。

切手の買取は「ALPSTORE」におまかせください!

ここまで切手の価値についてお話しましたが、額面割れをしてしまう切手が多いとはいえ、いまのところ価値が完全にゼロにはならないところが切手の魅力とも言えます。たとえばご家族が元コレクターで、家に大量の切手があっても使い道がない!とお困りの方もいるかもしれません。

そのまま家に置いておいても正直価値が上がる可能性は少ないです。ですので、今のうちにお買取りの査定をすることをお勧めします!査定は、店頭でも郵送でも、出張でも可能です。お気軽にご相談ください!