中国の高級白酒「貴州茅台酒(マオタイ酒)」をお買取りさせて頂きました。マオタイ酒とはどんなお酒なのか?についてご紹介します!
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中国の白酒(バイジュウ)の一種、貴州茅台酒(マオタイ酒)とはどんなお酒?
今回は、中国の高級酒であるマオタイ酒をお買取りさせて頂きました。お酒に詳しくない方にとってはあまりなじみのないお酒かもしれませんが、このマオタイ酒は、種類によっては数十万円の買取価格になることもあります。
そもそも、マオタイ酒とはどんなお酒なのか?についてご紹介させていただきます。
中国の白酒とはどんなお酒なのか?
まず、白酒(バイジュウ)についてご紹介します。
白酒は、中国の伝統的な蒸留酒で、主に高粱(ソルガム)を原料として製造されますが、小麦、米、トウモロコシ、ジャガイモなど他の穀物も使用されることもあります。「白(白色の)酒(酒)」という意味で、「クリアなリキュール」を指します。
白酒の製造過程は、原料の穀物を発酵させ、それを蒸留してアルコールを抽出し、さらに熟成させることで風味が豊かになるというものです。この製造には固有の技術や伝統があり、地域によって異なる独特の麹(発酵剤)を使用することも白酒の多様性に関係しています。
白酒はその味わいが非常に強烈で、香り高く、アルコール度数も比較的高い(通常は40%以上)ため、飲み方には少し慣れが必要です。中国内外で非常に人気があり、様々な社会的・文化的行事で重宝されています。また、中国料理との相性がよいとされていて、祝祭の席での乾杯など、多くの場面で楽しまれています。
マオタイ酒にはどんな特徴や種類があるのか?
貴州茅台酒は、中国の贵州省仁怀市茅台镇で製造される、非常に有名な白酒の一種です。この地域独特の気候と水質が、茅台酒特有の風味と品質を生み出しています。茅台酒は「液体黄金」とも称され、中国国内外で高く評価されています。
貴州茅台酒は、その高い品質と限られた生産量から、非常に高価で、コレクターアイテムとしても人気があります。中国の公式な晩餐会や祝祭の席で頻繁に使用されるほか、投資対象としても注目されています。
貴州茅台酒の主な特徴は以下の通りです:
- 風味: 芳醇で複雑な香りがあり、スパイシーで甘いノートが感じられます。
- アルコール度数: 通常、53%前後。
- 用途: 高級ギフト、重要なビジネスの場、家族の集まり、特別なお祝い事などで好まれます。
このような特性が、貴州茅台酒を中国の白酒の中でも特に特別な存在にしています。
マオタイ酒を製造しているのは、貴州茅台酒廠有限責任公司(Kweichow Moutai Co., Ltd.)という、中国政府が所有する国有企業です。
マオタイ酒と名乗ることができるのは、基本的にこの地域(贵州省仁怀市茅台镇)で製造されたものだけとされています。そのため、本物のマオタイ酒を生産しているのはこの貴州茅台酒廠が中心ですが、似た製法や味を模倣した製品を生産している他の会社や地域も存在します。
しかし、マオタイ酒の名称を正式に名乗ることが認められているのは、この貴州茅台酒廠の製品のみであり、他の類似品は「白酒」または他の名称を使用して市場に出されることが一般的です。したがって、本物のマオタイ酒を求める場合は、貴州茅台酒廠の製品を選ぶことが重要です。
そして貴州マオタイ酒にもグレードなどによっていろいろな種類に分かれています。
飛天茅台(フェイティエンマオタイ):
- 貴州茅台酒の代表的な製品、最も高級なラインとされています。
- 特に品質が高く、公式な晩餐会や高級ギフトとして用いられることが多いです。
- 非常に限定された生産量と厳格な品質管理の下で製造されています。
- 買取におけるマオタイ酒はこの種類を指すことが多いです。
茅台王子酒(マオタイワンズージュ):
- より手頃な価格で市場に提供されており、飛天茅台よりも手に取りやすい価格帯で販売されています。
- 若い世代や普段使いに適したプレミアム製品として位置づけられています。
茅台迎賓酒(マオタイインビンジュ):
- より広範囲の市場をターゲットにしており、おもてなしやビジネスの場での使用に適しています。
- 価格がさらに手頃で、普及型の茅台酒として多くの消費者に親しまれています。
高価買取に期待できるマオタイ酒とは?
マオタイ酒の中でも特に高価買取に期待できるのは、希少性の高いお酒となります。基本的に熟成期間が長ければ長いほど高くなる傾向があります。また古くて状態が良いお酒も価値が高くなります。
高級ラインの飛天茅台には、ラベルに特徴的なマークがあり、そのマークの種類によっても希少性が変わり買取価格も変化します。特に有名なのは「天女マーク」です。今回お買取りしたマオタイ酒にもこの天女マークがついていました。
天女マーク以外にも「三星(麦)」や「向日葵」などがあります。
マオタイ酒の買取で気を付けたいポイントとは?
マオタイ酒はとてもアルコール度数の高いお酒なので、封が開いていなくても中身が減ってしまうことがあります。見た目ではこの変化は分からないので、重さを計って判断するのですが、通常よりも軽い値が出た場合には買取価格が減額となりますので注意が必要です。
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マオタイ酒をはじめ、お酒に関しては封が開いていなければ、どんなに古くてもお買取りが出来ることが多いです。また、お酒の特性として、古ければ古い方が価値が高いという考え方もあります。きになるお酒がお手元にある場合には、是非一度買取査定のご相談にお越しください!
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