ブランデー「カミュ ナポレオン」をお買取りさせて頂きました。ナポレオンの特徴と他のブランデーの違いとは?


今回は、ブランデーのナポレオンをお買取りさせて頂きました。ナポレオンとはかつてのフランスの皇帝であるナポレオンに由来があるというブランデーの一種で、ブランデーの中でも「コニャック」というお酒の一種となります。では、このブランデーにはどんな特徴があり、他のお酒と何が違うのかについてご紹介をさせていただきます。

コニャックとはどんなお酒?

コニャックはフランスのシャラント県のコニャック町周辺の「コニャック地方」と呼ばれる地域で生産される高級ブランデーで、世界的にも非常に有名なブランデーです。コニャックのブランデーを作るためには、特定の地域で栽培された厳選したブドウを使用し、厳格な製造基準を満たす必要があります。そのため、コニャックは高い品質を担保に、洗練された味わいのあるブランデーとして人気があります。

コニャックの特徴として挙げられるのは、ブドウの品種、使用するオーク樽、そしてブランデーの製造過程です。熟成されたコニャックは、華やかな香りと豊かな味わいを持ち、時間が経つにつれてよりまろやかで深い味わいに変化すると言われています。

ナポレオンとはどんなお酒?

ブランデーの「ナポレオン」とは、実はブランデーの熟成期間を示す等級のひとつです。多くの人々が「ナポレオン」を銘柄と誤解しがちですが、実際にはコニャックやアルマニャックのようなブランデーの種類において、一定の熟成年数を経たものが「ナポレオン」として分類されています。

「ナポレオン」という名前の由来については諸説ありますが、一般的にはフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトに由来する説が有力です。説によれば、ナポレオンはブランデーを非常に好んでいたことから、その名前が付けられたとされています。

ナポレオンの味の特徴として挙げられる点は、熟成期間が長いため、ブランデーに豊かな深みとまろやかな口当たりが生まれる点です。コニャックやアルマニャックといったブランデーの種類ごとにおける「ナポレオン」は、同じナポレオンでも、コニャックとアルマニャックとでは熟成年数に基づく規定が若干違う点については注意が必要です。※熟成期間の違いについては後述します。

ナポレオンの主な銘柄は?

ナポレオンという等級を名乗るブランデーには、いくつかの有名なブランドがあります。特に人気のあるブランドについてご紹介します。

  • ヘネシー ナポレオン:ヘネシーは世界的に有名なコニャックのブランドの一つす。豊かな香りと滑らかな味わいが特徴です。
  • マーテル ナポレオン:マーテルはフランスの老舗ブランドです。熟成期間の長いコニャックが特徴で、深い味わいと芳醇な香りが楽しめます。
  • レミーマルタン ナポレオン:レミーマルタンのナポレオンは特に上質な原酒を使用した高級ブランデーで、まろやかで贅沢な口当たりが特徴です。

これらの有名ブランドのナポレオンはそれぞれに特徴があり、どの銘柄も高級ブランデーとして長年人気があります。

ブランデーの種類ごとの違いとは?

ブランデーのランクの基準を表す単位として「コント」という単位があります。「コント」というのは、「そのブランデーが何年間熟成されているか」を表す単位です。 蒸留の周期を1単位としてコントを数えます。コニャックとアルマニャックは、フランスを代表する二大ブランデーの産地ですが、ナポレオンの基準でもあるコントがこの二つの地域でそれぞれ違いがあります。

具体的には、コニャックではナポレオンの等級は「コント6以上」(最低熟成年数6年)であるのに対し、アルマニャックでは「コント5以上」(最低熟成年数5年)となっています。この違いは、製造基準と地域の特性に起因しています。

ブランデーには、コニャックやアルマニャック以外にも、カルバドスやグラッパなどの他の種類もあります。各ブランデーは使用する原料や製造方法に若干の違いがある為、そこから生み出されるそれぞれの風味や香りの違いが各銘柄の特色となっています。

まとめ

ブランデーの「ナポレオン」は、熟成されたブランデーの中でも特に高品質なものを示す等級です。ナポレオンの風味の特徴として、豊かな香りと深みのある味わいが挙げられます。また、コニャックとアルマニャックそれぞれのナポレオンの基準(コント)に違いがある点については注意が必要です。

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