
サファイアとはどんな宝石?特徴や種類、買取のポイントなどについてご紹介!
サファイアは、九月の誕生石として広く知られており、宝石市場でも常に高い人気を誇る宝石です。この記事では、サファイアの特徴や種類、そして買取のポイントについて詳しくご紹介します。
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サファイアとは?
サファイアは、ラテン語の”sapphirus”(青色)に由来し、もともとは青色の宝石を指していました。しかし、実際にはサファイアにはブルー以外にもさまざまなカラーバリエーションがあります。
サファイアは耐久性が高く、硬度9を誇るコランダムという鉱物に属します。非常に硬いため、日常使いのジュエリーにも適しており、長く愛用できる宝石です。
サファイアの主要産地
スリランカ
スリランカ産サファイアは、大粒で透明度が高いのが特徴。ロイヤルブルーやコーンフラワーブルーなど高品質なブルーサファイアが採掘され、古くから世界中に輸出されてきました。
カシミール地方
インドとパキスタンの国境付近に位置するカシミール地方は、柔らかなビロードのような青色を持つサファイアで知られています。産出量が極めて少なく、幻のサファイアとも呼ばれ、非常に高い価値があります。
サファイアの種類とカラー
サファイアには多彩な色があります。代表的なものを紹介します。
- コーンフラワーブルー:カシミール産の最高級ブルー。柔らかな優しい色合い。
- ロイヤルブルー:ミャンマー産に多く、紫みを帯びた深い青色。
- カワセミのブルー:スリランカ産、透明度が高く淡い色合い。
- パパラチアサファイア:桃色とオレンジ色の中間色。「サファイアの王様」とも称される。
- ピンクサファイア:可愛らしいピンク色。女性に人気。
- イエローサファイア:レモンイエローからゴールデンサファイアまで幅広い。
- バイオレットサファイア:高貴な紫色で、紫系宝石の中で最も価値が高いとされる。
サファイアの買取相場とポイント
買取相場
サファイアの買取相場は、サイズ、カラー、透明度によって大きく変わります。
- コーンフラワーブルー:1ctあたり数万円以上も珍しくない。
- ロイヤルブルーやパパラチアサファイアも高額買取対象。
- 大粒になるほど、1ctあたりの単価が上昇。
高価買取のポイント
- カラー:深みがありつつも濃すぎないブルーが理想。
- 透明度:インクルージョン(内包物)が少ないほど評価が高い。
- サイズ:大粒のものは希少性が高く、高額査定に。
- 産地:カシミール産、スリランカ産などは評価が高い。
鑑定書があると有利
鑑定書(ソーティングメモ)が付属していると、査定がスムーズに進み、販売時にも信頼性が高まるため、買取価格が上がる可能性があります。
まとめ
サファイアは、色彩の美しさと硬度の高さから、常に人気の高い宝石です。特にコーンフラワーブルーやパパラチアサファイアは買取市場でも高い価値がつけられています。
お手持ちのサファイアを買取に出す際には、カラーや透明度、鑑定書の有無を確認し、信頼できる買取業者に査定を依頼することをおすすめします。