無銘の脇差をお買取りさせて頂きました。刀剣の買取の方法についてご紹介します!
見出し
日本刀は買取出来る?買取に必要なものとは?
今回は、日本刀(脇差)をお買取りさせていただきました。日本刀でも条件を満たせばお買取りができます。では、日本刀をお買取りするための条件、必要なものについてご紹介をさせて頂きます。
日本刀の買取に必要なものとは?
日本刀は美術品としての価値がありながら、銃刀法によりその所持が厳しく規制されています。法律では、刀剣類として定義された武器の所持が原則として禁止されています。ただし、美術品としての価値が認められる場合、所持が許可されます。所持するためには、都道府県の教育委員会から「銃砲刀剣類登録証」を取得する必要があります。
日本刀の所持には警察の許可は不要ですが、登録証を常に携帯することが必要です。登録証がない場合、不法所持とみなされる可能性があります。また、日本刀を持ち歩く際には、外から刀であることが分からないように注意が必要です。違反した場合は懲役3年以下または罰金50万円以下の罰が科される可能性があります。
ですので、日本刀の買取においては「登録証」があるかどうかが重要となります。基本的には「登録証」が無いと買取が出来ないと言って差し支えないです。
日本刀を高価買取するために注意するべき点とは?
日本刀をより高く買取する為に、注意するポイントがいくつかあります。そのポイントについていくつかご紹介させていただきます。
銘があるかないか
刀に銘(刀に刻まれているサインのようなもの)があるかどうかは価値を決めるうえで重要です。銘が無いものは「無銘」となり、買取自体は可能ですが、基本的には銘がある方が価値が高くなります。
刀の種類
日本刀には長さによっていくつか種類があり、短い日本刀に「脇差」というものがあります。脇差は、武士にとっての予備の武器という側面もあり、基本的には長い日本刀に比べて価値が下がります。ただし、名脇差と呼ばれる価値が高い脇差もあります。
刀が作られた年代
日本刀は基本的に、古い刀(古刀)ほど、質の良い玉鋼が使用され価値が高いとされています。どの年代に作られた刀であるのかは重要なポイントです。
鑑定書があるか?
鑑定書付の日本刀は無い場合に比べて価値が上がります。鑑定機関により色々な等級がありますが、特別重要刀剣>重要刀剣>特別保存刀剣>保存刀剣のようにランクによって価値が変わります。
保存状態はどうか
刀に錆がある場合には基本的に価値が下がります。ただし、錆があっても「味」が評価される場合もあります。そのため、錆は自己処理せず、専門家に任せることが重要です。ただし、研磨には高額な費用がかかることもあり、注意が必要です。
流行の影響
その時代の流行やメディアでの人気によって査定額が変動することがあります。刀がゲームや映画で注目されると、その刀の査定額も上がります。
刀装具があるか?
刀装具が付属していると査定額が高くなります。刀装具のみでも価値がある場合もあり、特に絵柄がお揃いで作られている場合が多いです。
日本刀の査定に迷ったらALPSTOREへ
私たちALPSTOREでは、日本刀の査定も行っております。とりあえず金額が知りたいという場合でも、お気軽にご相談ください。査定自体は無料となっております。査定の方法も店頭、出張査定、宅配査定など、様々な種類があります。お客様に合った方法で、是非ともご相談くださいませ。