人気の日本酒「獺祭 磨き三割九分」をお買取りさせて頂きました。日本酒の買取の注意点とは?
日本酒は国内はもちろん、海外でも人気のお酒です。特に高級日本酒や希少な銘柄は買取市場でも注目されています。今回は、日本酒の種類ごとの特徴や有名な銘柄を紹介しながら、日本酒買取の注意点についてご紹介をさせていただきます。
日本酒の種類と銘柄
日本酒は、精米歩合や製造方法に応じて様々な種類に分けられます。それぞれの特徴と買取で人気の代表的な銘柄についてご紹介をさせていただきます。
1. 純米大吟醸酒・大吟醸酒
- 特徴:精米歩合50%以下、米麹15%以上使用。特に純米大吟醸酒は、醸造アルコールを添加しないため、より米本来の風味が楽しめます。リンゴのようなフルーティな香りが強く、味わいは豊潤または淡麗です。
- 主な銘柄:
- 十四代 龍泉 純米大吟醸
- 獺祭 磨き二割三分
- 黒龍 二左衛門
- 磯自慢 中取り純米大吟醸35 Adagio
- 久保田 万寿 純米大吟醸
2. 純米吟醸酒・吟醸酒
- 特徴:精米歩合60%以下。純米吟醸酒は醸造アルコール無添加で、吟醸酒はアルコールを添加して製造されます。果物のような香りと軽やかな味わいが特徴。
- 主な銘柄:
- 十四代 出羽燦々 純米吟醸
- 飛露喜 純米吟醸 黒ラベル
- 而今 吉川山田錦 純米吟醸
- 鍋島 純米吟醸
3. 純米酒・本醸造酒
- 特徴:純米酒は炊き立てのご飯のような香りがあり、本醸造酒は精米歩合70%以下で醸造アルコールが少量使用されています。昔ながらの日本酒を楽しみたい方に人気です。
- 主な銘柄:
- 十四代 本丸 秘伝玉返し 本醸造
- 客人 純米酒
- 田酒 特別純米 山廃仕込
4. 特別純米酒・特別本醸造酒
- 特徴:精米歩合60%以下または特別な醸造方法で製造。純米酒や本醸造酒よりも高品質な味わいが特徴。
- 主な銘柄:
- 十四代 出羽の里 特別純米酒
- 而今 特別純米 火入れ
- 飛露喜 かすみざけ 初しぼり 特別純米
日本酒買取の際に押さえておきたい注意点とは?
日本酒はアルコール度数が比較的低いお酒の為、他のお酒と比較して、特に取り扱いがデリケートなお酒となっています。特に高価な日本酒や希少な銘柄の日本酒を売る際には、以下の注意点をしっかり確認しましょう。
日本酒にも“美味しく飲める期限”がある
日本酒メーカーは「賞味期限はない」としつつも、「美味しく飲める期間」を設けています。特に種類によって保存可能な期間が異なるため、買取時には以下を目安に考えてください。
- 本醸造酒、普通酒:製造から約1年
- 吟醸酒、純米酒、生貯蔵酒:製造から約10ヶ月
- 生酒:冷蔵保管で6〜7ヶ月(常温流通可能なものでも製造から約8ヶ月)
美味しく飲める期間を過ぎた場合、品質の低下や風味の変化が起こるため、買取価格に影響が出る可能性があります。
保存状態が査定額を左右する
未開封であることが条件
開封された日本酒は品質の劣化が早く進むため、基本的に買取は不可です。未開封であることが査定の最低条件となります。
保管方法のポイント
- 光を避けた涼しい場所で保管することが重要です。
- 本醸造酒や普通酒以外は、冷蔵保管が理想的とされています。
- キャップシール(冠頭)が破れていないことを確認してください。
キャップや液面の状態に注意
特に「十四代 龍泉」などの高級銘柄では、キャップがワインのようなコルク仕様の場合があります。この場合、液面低下や黄ばみが起こりやすく、これらが確認されると査定額が大幅に下がることがあります。
日本酒は糖度が高く、品質変化が出やすい
日本酒は糖度が高いお酒のため、特に開封後は傷みやすく、味わいも変化しやすい特性を持ちます。買取する場合には、未開栓での品質状態を重視するため、開封済みの日本酒の買取は基本的には出来ません。
日本酒の瓶やラベルの状態も重要
買取査定時には、以下のような細かい部分もチェックします。
- ラベルの汚れや破れ:ラベルは商品の価値を示す重要な要素のため、破損があると査定額が下がります。
- 瓶の傷や日焼け:瓶の外観が劣化している場合もマイナスポイントです。
- 付属品や外箱の有無:ギフト用の箱や外装がある場合は、査定額がアップする場合があります。
高価買取が期待できる銘柄の例
高価買取が期待できる日本酒の代表例
- 十四代 龍泉 純米大吟醸
- 獺祭 磨き二割三分 遠心分離
- 黒龍 二左衛門
- 磯自慢 中取り純米大吟醸35 Adagio
- 飛露喜 特撰純吟
- 而今 特別純米 火入れ
特に、限定生産や入手困難な銘柄は、高価買取に期待ができます。
売る前にチェックしておくべきこととは?
「もらったけれど飲まない」「古くなったので売りたい」などの場合は、以下のポイントを確認してから買取を依頼するとよいです。
- 瓶詰日(製造年月)を確認:製造からどれくらい経過しているかをチェック。
- 保管状態を確認:光が当たっていないか、適切な温度で保存されているかを確認。
- キャップシール(冠頭)の状態を確認:破損がないかを確認。
- 付属品の有無:外箱やギフト包装がある場合は一緒に持参すると査定額がアップすることもあります。
まとめ
日本酒の買取では、未開封で保存状態が良いことが高額査定の鍵となります。また、キャップやラベルの状態、付属品の有無も査定額に影響します。
特に「十四代」や「獺祭」「黒龍」などの高級銘柄は、人気が高いため、状態が良ければ高価買取にも期待できます。
買取に関するご相談や査定依頼は、当店までお気軽にお問い合わせください!査定やご相談は無料です。