ルイ・ロデレールのシャンパン「クリスタル」をお買取りさせて頂きました。ドンペリよりも高い?シャンパン「ルイ・ロデレール」についてご紹介します!

世界的に評価の高い「ルイ・ロデレール」のシャンパンとは?

今回は、ルイ・ロデレールのクリスタルをお買取りさせて頂きました。ルイ・ロデレールは1776年にフランスのランスで設立された、世界的に称賛されるシャンパーニュ・メゾンとして知られています。メゾンとは、フランス語で「家」や「ブランド」を意味する言葉で、シャンパーニュ地方では、ワイン生産者のことを「メゾン」と呼んでいます。

ルイ・ロデレールは、1819年から家族経営に移行し、その規模をグローバルに拡大しながら品質を追求し続けています。イギリスの専門誌「ドリンクス・インターナショナル」により「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2024」として5年連続で第1位に選ばれるなど、世界的にに認められています。

ルイ・ロデレールは214ヘクタールの自社ブドウ畑を所有していて、シャンパン生産の大部分に自社で栽培したブドウを使用しています。畑の15%で有機栽培を実施し、240ヘクタールの畑の約半分では20年以上にわたりビオディナミ農法を採用しています。これにより、ルイ・ロデレールはシャンパーニュ地方における有機栽培の先駆者としての役割を果たしています。

ビオディナミ農法とは、有機農法の一形態です。厳格的且つ哲学的なアプローチを行います。月の満ち欠けや惑星の位置などの宇宙的リズムを考慮に入れて農業活動を行ったり、化学肥料や合成農薬の使用を避けて、独自の天然の肥料や製剤を用いることが特徴です。

ルイ・ロデレールの「クリスタル」の特徴とは?

今回お買取りをさせて頂いた「クリスタル」について少しご紹介します。

クリスタルは、ルイ・ロデレールによって1876年に特別に開発されたシャンパンです。このシャンパンはロシア皇帝アレクサンドル二世の要求に応じて生まれました。皇帝は、ボトル底に爆発物が隠されている可能性を避けるため、底が平らで透明なボトルを求めました。これがクリスタルの名前の由来となり、そのクリアなボトルは今日でも象徴的な特徴とされています。

クリスタルは洗練された泡立ちが特徴で、口に含むとコクと甘みが広がり、青りんごのようなフレッシュな酸が味を引き締めることで、綺麗な余韻が長く続きます。また、レモンやグレープフルーツのような柑橘系の香りと、アプリコットやトーストのような香りも特徴です。ルイ・ロデレールは、リザーヴワイン(各年代のワイン)を大量に保管しており、これを使って各ヴィンテージのシャンパンに深みと複雑さを加えています。

クリスタルの製造は、良いブドウが収穫された年のみに行われます。使用されるブドウはシャンパーニュ地方の特定の区画から厳選された最高品質のものだけが使われます。クリスタルの熟成の過程は他のシャンパンよりも長く、最低6年間の瓶内熟成を経て市場に出されます。この長期熟成により、クリスタルはその複雑で洗練された味わいを得ることができます。

クリスタルはルイ・ロデレールの中でも特別な機会や祝賀の場で選ばれることが多いです。その希少性と製造過程の厳格さから、シャンパーニュ愛好家だけでなく、ワインコレクターからも高い評価を受けています。市場における価格はその品質と希少性を反映しており、特に優れたヴィンテージのものはさらに価値が高まります。

ルイ・ロデレール「クリスタル」の日本での価値は?

日本でもルイ・ロデレールの「クリスタル」は人気が高いシャンパンです。種類にもよりますが、高級シャンパンとして有名な「ドンペリ」よりも高値で取引がされることが多いです。クリスタルは、良いブドウが収穫された年にしか製造されません。ラベルには製造年が印字されています。

製造年によって人気や風味に特徴があるため、中古の買取価格も年代によって変わってきます。買取査定の際には、いつ作られたシャンパンなのかがとても重要になります。

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