CANON（キヤノン）のデジタル一眼レフカメラ　EOS 5D markⅢ をお買取りさせて頂きました！スマホのカメラとの違いについてご紹介！

デジタル一眼レフカメラとは？スマホのカメラと何が違うの？

今回は、キヤノンの一眼レフカメラ　EOS 5D markⅢ をお買取りさせて頂きました。近年では、スマートフォンに高性能カメラが搭載されるようになり、カメラをわざわざ購入しなくても、どこでも手軽にスマホできれいな写真が撮れる時代になりました。

若い方の中には、スマホ以外のカメラを使ったことが無いという方も多いと思います。あらためて、今回、お買取りした一眼レフカメラのような写真撮影専門の機械であるカメラと、スマホに搭載されているカメラの違いについてご紹介します。

デジタル一眼レフカメラとは何か？

一眼レフカメラとは、「一眼カメラ」の1種です。一眼カメラとは何かというと、簡単に言うとレンズ交換式のカメラです。撮影状況などに応じて、レンズを交換して撮影が出来るため、表現の幅が広がることが特徴です。デジタルカメラにおいては、大きく2つの「一眼カメラ」の種類があります。

そのうちの一つがデジタル一眼レフカメラです。一眼レフカメラの「レフ」とは、英語の “reflex” の略称です。reflex（レフレックス）とは「反射」という意味です。一眼レフカメラでは、レンズから取り込んだ光を鏡（ミラー）で「反射」してファインダーに映すため、この名称で呼ばれています。

ミラーレスカメラとは何か？

デジタル一眼カメラにはもうひとつ「ミレーレスカメラ」という種類もあります。その名前の通り、ミラー（鏡）が無いカメラです。ミラーレスカメラが登場したのは、2008年と長いカメラの歴史では比較的新しい時代となります。そして現在の市場ではミラーレスカメラがどんどんシェアを伸ばしています。

ミラーレスカメラの特徴は、一眼レフのミラーの替わりにレンズで取り込んだ光をセンサーで電子的にファインダーに映すカメラです。ミラーが無くなったことでコンパクト且つ軽量化に成功しました。

一眼レフカメラとミラーレスカメラの違いとは？

ミラーレスカメラがシェアを拡大しているからと言って、必ずしもミラーレスカメラが優れているというわけではありません。一眼レフには一眼レフの良さがあり、2024年現在でも新作の発表があります。それぞれの特徴についてまとめると、

デジタル一眼レフカメラの良い点

• 光学ビューファインダー: 光学ビューファインダー（取り入れた光をそのまま投影するファインダー）を使用するため、電子的な遅延が起きないことから、特に動きの速いスポーツや野生動物の撮影に適しています。
• バッテリー寿命: 電子ビューファインダーを使用するミラーレスカメラよりも使用する電力が少ないので、バッテリーが長持ちします。長時間の撮影に適しています。
• レンズとアクセサリー: ミラーレスカメラと比べて長い歴史があるので、レンズやアクセサリーの選択肢が沢山あり、拡張性が高いです。

ミラーレスカメラの良い点

• サイズと重さ: ミラーレスカメラは鏡が無い分、軽量でコンパクトなため、持ち運びやすく、使いやすいです。これは特に長時間の撮影や旅行中の使用に便利です。
• 電子ビューファインダー: 電子ビューファインダー（EVF）は、撮影した画像の露出や色調などの効果をその場で確認しながら調整できます。
• オートフォーカスと動画性能: ミラーレスカメラはデジタル処理なので、高速かつ正確なオートフォーカスとなります。また、動画撮影においても優れた性能を発揮します。

このように、それぞれの特徴があり、それぞれに優れている点があります。

スマホのカメラとの違いは何か？

では、スマートフォンと、これらデジタル一眼カメラとの違いは何でしょうか？

スマートフォンのカメラ技術は大きく進化しいて、日常的な撮影においてはとても便利である程度高品質な写真を撮ることができます。しかし、デジタル一眼カメラを使用して撮影することはスマホのカメラでの撮影と比較して、相応のメリットがあります。主な違いを比較してみましょう。

画質と画像センサーのサイズ

デジタルカメラの画質は、画像センサー（イメージセンサー）の物理的な大きさに比例します。大きいイメージセンサーは、暗い状況でも光を多く取り入れることが出来るためより明るい写真を撮ることができます。また、細かな描写が可能になるため、ノイズの少ない高品質の写真を撮ることが出来ます。

小さいスマートフォンには物理的に大きなイメージセンサーを搭載することが出来ません。大きなイメージセンサーを載せることができる一眼カメラの方が、暗い状況でも繊細な写真の描写が可能となります。

スマートフォンは、ソフトウェアの進化により、明るさや色の再現性は向上していますが、大きな画像センサーを搭載したカメラには性能的に一歩リードされてしまいます。

レンズの交換性と光学ズーム

一眼カメラは撮りたい写真に合わせてレンズを交換することができます。レンズには、広角、標準、望遠、マクロなど、様々な種類があります。ズームは基本的に光学ズームによるズームなので、画質の劣化なく、被写体に近づいた撮影が可能です。

一方、スマートフォンは、 最近のモデルでは複数のカメラレンズを搭載し、広角から望遠までカバーしているものもありますが、光学ズームの範囲は限定的です。基本的なズーム機能はデジタルズームが主となります。デジタルズームは、光学ズームのように物理的に近づく訳ではなく、デジタル処理によって画像を拡大しているので、画質が粗くなってしまいます。

画像の調整、機能

一眼カメラは、露出、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランス、フォーカスなどの設定を完全に手動で制御できるので、クリエイティブな撮影が可能です。スマホでも設定は可能ですが、調整の範囲が限られており、プロレベルの精密さを求めるには物足りないことがあります。

耐久性と使い勝手

一眼カメラは、厳しい環境下でも使用できる堅牢性を持っています。また、デザイン的にもグリップの形状など長時間の使用に適した作りになっています。

スマホにおいては、持ち運びが容易で常に携帯できる点は便利ですが、撮影専用デバイスとしての機能や耐久性は限られてしまいます。

スマホと一眼カメラの違い　-まとめ-

スマートフォンのカメラは日常使いでの手軽さに優れています。一方、プロが求めるような繊細な写真や、写真で様々な表現方法を求めるような方が使用するには、一眼カメラの方が優れていると言えます。

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