古くなったお酒はそもそも買取出来るの?ウィスキーやブランデーをお買取りさせて頂きました!

古くなっていても大丈夫?お酒の買取事情について

今回は、自由が丘のお客様から、ブランデーやウィスキーのお買取りのご相談を受けました。その時に、お客様が心配されていたのは、かなり昔に海外旅行で買ったお酒で、ずっと家に飾っていた古いお酒だから、そもそも飲めるのか?という事と、買取の値段が付くのか?という事でした。

結論から申し上げると、お酒は古くても買取が出来るし、飲むことも出来ます!ただし、条件やお酒の種類によっては・・というお話なので、その条件やお酒の種類などについて説明させていただきます。

お買取が出来ないお酒とは?

先に、お買取りが出来ないお酒について説明します。代表的な理由は以下の理由になります。

  • 蓋が開いている。または緩い。
  • ラベルがボロボロになっている。または無くなってしまった。
  • コルクが劣化して隙間がある。
  • 賞味期限が過ぎてしまった。または近い。
  • 液面が大幅に低下している。
  • 変色してしまっている。

理由① 蓋が開いている

お酒は、密閉されている状態であれば、ある程度長期保存が可能です。ですが、開いてしまって空気が入ってしまうと、風味が変わってしまったり劣化してしまう為、買取が出来なくなってしまいます。

理由②ラベルがボロボロになっている

お酒のラベルは飲む分には関係ありませんが、ラベルが無くなって瓶だけになってしまったお酒は、中身が何なのか分からなくなってしまいます。また、お酒にはコレクターの方もおりますので、コレクター的な要素からも、ラベルの劣化は減額対象もしくは、お値段が付かない要因となります。

理由③コルクの劣化

お酒の中には、コルクで密閉しているタイプのお酒がありますが、そのコルクの状態によっては、お買取り不可になる場合があります。古くなるとコルクが瘦せてしまうことがあり、そうするとお酒に空気が触れてしまう可能性があります。蓋が開いてしまっている時の理由と同様に、風味が変わってしまうリスクがあるため買取不可となります。また、コルクが劣化して瓶からコルクが抜けなくなってしまう事もあります。

理由④賞味期限が過ぎている

日本酒などの賞味期限切れのあるお酒に関しては賞味期限が切れた場合は買取不可となります。賞味期限以外に、日本酒の蔵元によっては、瓶詰日を記載している場合もあります。瓶詰日の場合には、未開栓であれば、1年以内が賞味期限切れの目安となります。

賞味期限切れの日本酒は、お買取りは不可ですが、飲んでも体に害はありません。日本酒のような醸造酒はアルコール度数も低いことから、経年によって酸化しやすいお酒なので、賞味期限が設けてあります。酸化すると酸っぱい風味になるので、そのまま飲むのには適しませんが、料理酒などに使う方もいます。

日本酒以外のウィスキーやブランデーなどの蒸留酒に関しては、アルコール度数も高めなので、未開栓であれば風味が劣化しないため基本的に賞味期限はありません。

理由⑤液面が大幅に低下

未開栓のお酒であっても、古くなったお酒は液面が低下してしまうことがあります。開いていないのに不思議なのですが、液面低下は、【コルクがお酒を吸収】【コルクが痩せて隙間からお酒が蒸発】【液漏れ】などの理由で起こると言われています。ウィスキーなど、蒸留酒に起こりやすい現象です。すこしの液面低下ならば減額対象ですが、大幅に減少していると買取不可になります。

理由⑥変色している

変色は、主に日本酒など醸造酒で見られます。酸化が進んで風味が変わっている可能性が高い為、買取不可となります。

上の条件に当てはまらなければ基本的にはお買取り可能です!

上で挙げた買取不可の条件に当てはまらなければ、基本的にはお酒はお買取り可能です!

高価買取が期待できるお酒とは?

お酒にも相場があり、買取が高くなっているお酒がいくつかあります。その一部についてご紹介します!

高価買取に期待できるお酒・・・日本のウィスキー

日本のウィスキーは、海外からの人気が高くなっており、値段がどんどん上がっているお酒の代表です。ウィスキーには【●●18年】や【●●25年】など、商品名に熟成年数を表す数字が書かれることがあります、【●●18年】ならば、単純に18年の熟成年数が必要という事です。年数が長くなれば長くなるほどお酒にかけるコストが高くなるので、その分お酒の販売価格も高くなります。

そんな、熟成年数が長いお酒がどんどん売れてしまうと、原酒不足が起こります。なぜならば、新たに【●●18年】を世に出すためには、早く見積もっても18年後になってしまうためです。原酒不足になると、市場での希少価値が上がり、さらに価格が高騰する・・という事が起きます。

ひとつ例えを出すと、2005年、2007年、2011年に本数限定で発売された【山崎50年】というウィスキーがあります。当時の定価は100万円でした。100万円のお酒となると「高い」と思われるかもしれませんが、当時としては、50年以上熟成された原酒だけで作られた希少なウィスキーという事もあり、それでも安いという意見が多くありました。

そんな山崎50年も近年どんどん値段が上がっているお酒の代表です。どのくらい上がっているかというと、2023年のある海外オークションでは「8800万円!」の値段が付いたそうです・・

さすがにここまで高いお酒は早々ありませんが、ご自宅に日本のウイスキーが眠っていたらもしかしたら、思わぬ高値が付く可能性もあります!代表的な日本のウィスキーには

「サントリー」の「山崎」「白州」「響」など、

「ニッカウヰスキー」の「竹鶴」「余市」など、

「イチローズモルト」「軽井沢」などがあります。

高価買取に期待できるお酒・・・古いお酒

お酒には、古ければ古い方が良いという風潮があります。なので、海外産のオールドウィスキーなども年々状態の良いものは減っていくので、人気が高くなる傾向があります。

ひとつだけ、例を挙げると、日本に輸入されたウィスキーに当てはまる、古いお酒の見分け方があります。それは、ラベルなどに書かれているお酒の等級についてです。1953年から1989年まで、当時の酒税法では、アルコール度数43度以上のお酒に「特級」という記載を義務付けていました。

1990年以降は使われなくなった表記なので、この「特級」という記載がラベルについているお酒は、それだけで1989年よりも古いお酒という証になります。特級表記のすでに終売になったウィスキーは、コレクターにも人気のお酒となっており、高価買取に期待できます。

お酒を売るときは、ALPSTOREの出張買取が便利です!

売りたいお酒があっても、持っていくのが大変!という方は、ALPSTOREの出張買取がお勧めです。特に大量に売りたいお酒がある方は、家にいながらお買取りすることが可能です。また、まずはお値段だけを知りたいという方は、LINE査定もおすすめです。写真を何枚か送っていただければ、おおよそのお値段を知ることが出来ます。

気になる方は、ALPSTOREまで、まずはご一報ください!