
ニッカウヰスキーの人気の銘柄とは?買取のポイントや注意点についてもご紹介!
ニッカウヰスキー(NIKKA WHISKY)は、日本を代表するウイスキーメーカーのひとつ。特に「竹鶴」「余市」「宮城峡」といった銘柄は、嗜好品としてだけでなく、コレクター市場でも人気があり、高価買取の対象になることも多くあります。本記事では、ニッカウヰスキーの歴史や人気銘柄、買取ポイントなどを詳しくご紹介します。
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ニッカウヰスキーとは?
1934年に竹鶴政孝が創業した「大日本果汁株式会社」(通称:日果)が前身です。竹鶴氏はNHKドラマ『マッサン』のモデルとしても知られています。この「日果」がのちに「ニッカウヰスキー」となり、現在ではアサヒグループの傘下として、「余市蒸溜所(北海道)」と「宮城峡蒸溜所(宮城県)」で製造を続けています。
高級銘柄とその魅力
竹鶴シリーズ
余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所の原酒をブレンドしたピュアモルトウイスキー。「竹鶴ピュアモルト」から「竹鶴12年」「17年」「21年」「25年」「35年」などの長期熟成品まであり、熟成期間が長いほど高価買取が期待できます。
国際的なコンペティションでの受賞歴も多く、品質・評価ともに高いシリーズです。
余市シリーズ
北海道余市蒸留所で造られるシングルモルト。重厚なピート香と果実感が特徴。特に「余市10年」「12年」「15年」「20年」は原酒不足により終売しており、希少価値が高くなっています。
余市蒸溜所限定の「ウッディ&バニラ」「シェリー&スウィート」なども市場価値が高く、訪問者限定販売のためプレミアム価格が付くこともあります。
宮城峡シリーズ
宮城峡蒸溜所で製造されるシングルモルト。余市に比べてやや華やかでフルーティな味わいが特徴。ラインナップには「宮城峡10年」「12年」「15年」などがあり、特に長期熟成品は高価買取が見込まれます。
限定品と記念ボトルも注目!
ニッカウヰスキーでは節目の年や記念日ごとに限定ボトルを販売しています。
- 創業80周年記念「竹鶴21年ポートウッドフィニッシュ」など
- 宮城峡蒸留所設立50周年記念「リミテッドエディション2019」
- 創業70周年「ニッカ70thアニバーサリーセレクション」
これらの限定ボトルは生産数が限られているため、現在では入手困難なものも多く、買取市場でも高値で取引されることがあります。
その他の人気商品
比較的安価で身近な以下のような銘柄も根強い人気があります。
- ブラックニッカ
- スーパーニッカ
- ハイニッカ
- THE NIKKA
- ニッカ 伊達
- カフェグレーン/カフェモルト
- フロム・ザ・バレル
これらは買取価格としてはそれほど高くならないこともありますが、未開栓・状態良好であれば査定対象になることもあります。
高価買取を狙うポイント
- 長期熟成のものは価値が高い:10年、12年、15年、20年以上の熟成品は買取価格が高くなりやすいです。
- 終売品・数量限定品は希少価値あり:現在は製造されていないもの、蒸溜所限定品、記念ボトルなどはプレミア価格がつくことがあります。
- 未開栓・外箱付きで保管状態が良好であること:外箱や冊子が揃っていると査定額がアップする傾向にあります。
まとめ
ニッカウヰスキーは、竹鶴・余市・宮城峡をはじめとする高品質な銘柄によって、国内外で高い評価を受けている日本ウイスキーの代表的ブランドです。特に長期熟成品や限定品は買取市場でも非常に注目されています。
ご自宅に飲まずに眠っているニッカウヰスキーがあるなら、ぜひ買取査定を検討してみてください。意外な高値がつくかもしれません。