高価買取が期待できるグラスの種類は?ブランドや買取のポイントをご紹介!

高級グラスは記念日やプレゼントとしてよく選ばれますが、「お酒を飲まないので使わない」「結婚式の引出物でもらったけど、もったいなくて箱にしまったまま」など、意外と眠っていることも多いアイテムです。実は、未使用の高級グラスは買取に出すことで思わぬ査定金額がつくことがあります。今回は、高額買取が期待できるグラスのブランドや特徴、買取の際のポイントを詳しく解説します。

高額買取されやすいグラスのブランド

バカラ(Baccarat)

バカラは1764年にフランス・バカラ村で誕生し、最も知名度が高いクリスタルガラスブランドです。非常に厳しい品質基準があり、透明度の高い美しいグラスは現在も多くの人を魅了しています。バカラは多様な製品展開が特徴で、中でもアンティークの「オールドバカラ」は希少価値が高く、コレクターから絶大な人気を誇ります。「アンクール」や「シャトーブリアン」、「ローハン」などが特に高値で取引されます。

ラリック(LALIQUE)

ラリックは創業者のルネ・ラリックが生んだフランスの老舗ブランドです。「ランジェ」や「ルーヴル」といったシリーズが有名で、フロステッド加工などの繊細なデザインが特徴的です。特にランジェのシャンパンフルートやウォーターグラスは中古市場でも高い需要があります。

マイセン(MEISSEN)

マイセンは1710年にドイツで創業した磁器ブランドですが、1947年以降はガラス製品も製造しています。マイセンのグラスは「M」の刻印が入り、芸術性が高いことからコレクターに人気があります。特にキリンビールとのコラボで誕生したビアマグシリーズは、生産数が少なく希少性が高いため、高額査定が期待できます。

サンルイ(Saint-Louis)

サンルイはバカラと並ぶフランスの老舗クリスタルブランドです。代表作の「トミー」や「アポロ」などはその美しさと精巧な作りから人気があり、アンティーク品は高い買取価格が期待できます。

ロブマイヤー(LOBMEYR)

ロブマイヤーはハプスブルグ家御用達のオーストリアの名門ブランドです。「バレリーナ」や「パトリシアン」など、シンプルかつエレガントなデザインのグラスが多く、中古市場でも高い評価を受けています。

リーデル(RIEDEL)

リーデルはワイングラスに特化したブランドで、ワインの味を引き立てる機能的なデザインが特徴です。特に品種別に設計された「ソムリエ・シリーズ」はワイン愛好家に根強い支持を受けています。

モーゼル(MAJORELLE)

チェコのボヘミアングラスを代表するモーゼルは、「キング・オブ・グラス」と呼ばれるほどの高品質な製品を生み出しています。廃盤品の「バーコレクション」などは特に希少価値が高く、高額査定が見込まれます。

テレジアンタール(THERESIENTHAL)

ドイツの名門ブランドであるテレジアンタールは、エナメル装飾が美しい「シンフォニー ワイングラス」やマイセンとコラボした「バッカス グラーヴィル」など、繊細なデザインが高く評価されています。

日本製のグラス(江戸切子・薩摩切子)

日本の伝統工芸である江戸切子や薩摩切子も高級グラスとして評価されています。特に有名作家の作品や伝統工芸士による品は、高額査定の可能性が高いです。

高く売れやすいグラスの特徴とは?

高価買取が期待できるグラスにはいくつかの共通点があります。まず、高級ブランドや有名作家の作品であること。特に金や銀などの金属製グラスは素材自体に価値があり、相場が高くなる傾向があります。また、アンティーク品や限定品など希少性が高いもの、保存状態が良く付属品が揃っているものは査定が高くなる傾向です。

買取が難しいグラスとは?

一方、一度でも使用したグラスや名前入りグラス、無名ブランドのグラスは買取が難しい傾向があります。特に衛生面を理由に使用済みのグラスは査定が厳しく、名前が入ったものは中古市場で需要が低いため評価されにくいでしょう。無名ブランドのグラスも流通量が多いため、高額査定は期待できません。

まとめ

高級グラスは意外と自宅に眠っていることが多いアイテムです。バカラやラリック、マイセンなどの名門ブランドや有名作家の作品であれば、高額買取が期待できます。未使用品であればなおさら査定額がアップしますので、使わずにしまったままになっているグラスをお持ちの方は、ぜひ買取査定を検討してみてください。思わぬ臨時収入につながるかもしれません。