知る人ぞ知る時計ブランド「コルム」とは?アドミラルズカップなど人気モデルをご紹介
スイス発の高級時計ブランド「コルム(CORUM)」は、時計に詳しくない方にはあまりなじみのない時計ブランドかも知れません。有名な時計ブランドのロレックスやオメガのような知名度こそ低いですが、そのユニークなデザインと確かな技術で、時計愛好家の間では高く評価されています。この記事では、コルムの歴史や特徴、そして魅力的な人気モデルについて、分かりやすくご紹介します。
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コルムってどんなブランド?
コルムは1955年にスイスのラ・ショー・ド・フォンで誕生しました。創業者ルネ・バンヴァルトが掲げたブランドのモットーは「新たな扉を開く革新」。これを象徴するのが、ブランドロゴの「空を指す鍵」です。
「コルム」という名前はラテン語の「QUORUM(絶対多数)」が由来で、「多くの人に支持される時計を作りたい」という思いが込められています。ブランド誕生当初から、普通の時計とは一味違う、遊び心と革新性のあるデザインで注目を集めてきました。
コルムの代表モデルとその特徴は?
アドミラルズカップ
コルムといえば「アドミラルズカップ」と答える人も多いほど、ブランドを象徴するモデルです。この時計は、ヨットレースをイメージしてデザインされ、スポーティーでありながら洗練された雰囲気を持っています。
1960年に誕生した当初はスクエア型ケースのドレスウォッチでしたが、1983年に現在の12角形ベゼルと国際海洋信号旗をインデックスに使ったデザインに生まれ変わりました。海を感じさせるこの時計は、防水性能も優れており、日常使いにもぴったり。最近では、「アドミラル シリーズ」として現代風に様々なモデル展開がされています。レディースサイズの登場や、腕に馴染みやすいサイズ感の「アドミラル38 オートマティック」など、日本限定モデルも登場しています。
コインウォッチ
「コインウォッチ」は1964年に初めて発表されたモデルで、文字盤に本物の金貨を使用したユニークなデザインが特徴です。リバティコインを使ったモデルなどは、アメリカの歴代大統領やノーベル賞受賞者たちが愛用していたことでも有名。時計としてだけでなく、アクセサリーやアートとしても楽しめる一品です。
ゴールデン・ブリッジ
「ゴールデン・ブリッジ」は、コルムが1980年に発表したモデルで、時計ファンを驚かせました。文字盤の中央に一本の黄金の橋が架かるこの時計は、見た目の美しさだけでなく、高度な技術も兼ね備えています。時計のムーブメント(機械部分)を一直線に配置したデザインは、他にはない芸術的な仕上がりです。
コルムが特別な理由とは?
コルムの時計は、他のブランドにはない独特の個性を持っています。文字盤に数字がない「ノーマーカー・ダイアル」や、国際海洋信号旗を使ったインデックスなど、どれも斬新でユニークなデザインばかり。また、トゥールビヨンやミニッツリピーターなど、高度な技術を取り入れたモデルも製造しています。
これらの革新的な挑戦を続ける姿勢が、コルムを特別な存在にしているのです。
コルムの時計を選ぶ理由
コルムの時計を選ぶ魅力は、そのデザイン性とストーリーにあります。「アドミラルズカップ」は、ヨットマンのロマンを感じさせるデザインで、海好きな人には特におすすめ。「コインウォッチ」や「ゴールデン・ブリッジ」は、個性的で他にはない魅力を持ち、ファッションやアートに興味がある人にぴったりです。
また、他の人と被らない時計を探している方にも、コルムは最適な選択肢となるでしょう。
まとめ
コルムは、その大胆なデザインと技術力で時計愛好家を魅了し続けているブランドです。アドミラルズカップやコインウォッチ、ゴールデン・ブリッジといった代表作は、どれも特別な魅力を持っています。時計を通じて「新たな扉を開く」体験をしたい方は、ぜひコルムを手に取ってみてください。その一本が、きっとあなたの個性を引き立ててくれるはずです。
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